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チョコレートの4つの発明 1,2

チョコレートの新たな歴史がスタートしたとはいえ、肝心な技術はアステカ時代と大差なく、ざらざらとした口当たりの悪さはそのままでした。

チョコレートの味わいを一変させる発明をしたのがオランダの化学者、C・J・ヴァン・ホーテンでした。ココアの代名詞ともいえるヴァン・ホーテン社の創始者です。
C・J・ヴァン・ホーテンは、カカオ豆の脂肪分(カカオバター)の約3分の2を搾り取る機械を開発。これによって、脂肪分が表面に浮いて飲みにくく消化の悪い飲み物だったチョコレートが一変します。
さらに、出来上がった細かい粉末に、ダッチングと呼ばれるアルカリ処理を加えることで、水に溶けやすく風味の良いココアを作り出すことに成功。粉末を溶かせば、誰でも簡単にチョコレートが作れるようになりました。この発明をベースに、チョコレートはさまざまな改良が加えられるようになり、味や形態が飛躍的に変化していくことになります。

次の発明の舞台はイギリス。
1847年、J.S.フライ・アンド・サンズ社が、砂糖入りココアの粉末を溶かしたカカオバターと混ぜることに成功。この新しい技術によって、型に流して固め、成型できるようになりました。それまでのチョコレートは、砕けやすく、とても成型できるようなものではなかったのです。
J.S.フライ・アンド・サンズ社は、2年後の1849年に、その名も『おいしい食べるチョコレート(ショコラ・デリシュー・ア・マンジュ)』という板チョコを発売。これが現在の板チョコのはじまりです。